市比賣神社
御祭神は全て女神様!女性と市場を守護する「市比賣神社」
市比賣神社(いちひめ神社)は、女人厄除けをはじめ、女性のあらゆる願い事をかなえる神様として古くから信仰を集めています。
御祭神は「多紀理比賣命」「市寸嶋比賣命」「多岐都比賣命」「神大市比賣命」「下光比賣命」の5柱で、すべて女神様です。
創建は平安時代で、京都の七条に公営市場が創設された折に、市場の守護神として建立されました。
このため商売の神様としても広く信仰されており、京都の中央卸売市場には市比賣神社が分社された市姫神社が鎮座しています。
また、赤ちゃんの健やかな成長を祈る儀式で「お食べ初め」発祥の神社としても有名です。
女性の願いを叶えるパワースポット
境内には「天之真名井」と名付けられた井戸があり、まろやかな口当たりの名水として名高く、口に含むと心身が清められるような感覚を覚えます。
この清らかな水を口に含むと、願い事が1つかなうと伝えられています。
市比賣神社を訪れたら、かわいらしい「姫みくじ」で運勢を占いましょう。
色鮮やかで愛らしいだるまさんの形をしたおみくじで、幸運を招くお見守りとして持ち帰っても良いですし、願い事を書いて神社に奉納するのもおすすめです。
この神社で授かることができる、ピンク色の女人守りは、このお守りを持つ全ての女性の幸せを祈願したものです。
持っているだけで、いいことがありそうです。
トイレ専用のお守り「おとう鈴」は、お土産にもおすすめで、鈴の清らかな音色が不浄を祓うとされています。
古くから妊婦がお手洗いを掃除すると安産で元気な子が生まれると伝えられおり、赤ちゃんのお七夜にはお手洗いに連れて健康を祈願する習慣も残っています。
トイレは家の中でもとても重要な場所ですから、市比賣大神様のご神徳が込められたお守りを置き、清浄に保つことで家族みんなの健康に御利益があるとされています。
都心の河原町五条にあるのでアクセス良好
公共交通機関でのアクセスは、京阪の五条駅から徒歩5分、地下鉄・烏丸線の五条駅から徒歩10分です。
市バスでのアクセスは、「河原町正面」「河原町五条」で下車後、徒歩3分で到着します。
車で訪れる場合、市比賣神社には駐車場がないので注意が必要です。
周辺にあるコインパーキングに駐車し、徒歩で訪れるようにしましょう。
女性の守り神として、そして商売繁盛の神様として、平安時代から京の人々に信仰されているのが市比賣神社です。
境内には、女性の神様ならではの柔らかな空気が満ちており、訪れるだけで心が穏やかになります。
ご祭神は女性の守り神とされている5柱の女神様ですが、商売繁盛や金運上昇など、男性にも御利益があります。
ぜひ女神様からパワーを授けてもらいましょう。