鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮とは

鶴岡八幡宮と聞けば、耳にしたことがあるという人がほとんどなのではないでしょうか。
非常に有名な場所である鶴岡八幡宮は、源頼朝が源氏の守り神として京都の石清水八幡宮を勧請したことが始まりだったと言われています。

その後に源頼朝が現在の場所に遷して、鶴岡若宮という名称になったのが今の鶴岡八幡宮につながっています。
鶴岡八幡宮は鎌倉幕府から篤い信仰を受けていました。

そういった歴史的な背景も相まって鶴岡八幡宮は現在も鎌倉の象徴の1つとして多くの人が鶴岡八幡宮に参拝をしに足を運んでいます。

鶴岡八幡宮の特徴

鶴岡八幡宮には大臣山の中腹に位置している場所にある本宮と、大石段の下にある若宮があるのが大きな特徴です。
このような形になった背景として、1191年に火災が起きたことで社殿が焼失したことがきっかけで今の姿になったと言われています。

参道をまっすぐに歩いていると下拝殿が現れますが、こちらは源義経の愛妾である静御前が義経を思って舞を納めたというエピソードがあります。
そのため鎌倉まつりが開催されている時には現在でも静の舞が行われています。
舞殿近くにあり大石段の右わきには若宮がありそちらで御朱印を受けることができます。

本殿は1828年に江戸幕府によって作られ、漆の美しい朱色と彫刻によって華やかな造りになっているのが特徴的です。
お参りをする場合は楼門内を進んでに二礼二拍手一礼というオーソドックスな動作で行いましょう。

鶴岡八幡宮のご利益

鶴岡八幡宮には複数のご利益がありますが、まず最初に挙がるのが勝負運・仕事運・出世運といったものです。
このご利益は、鎌倉幕府を開くといった源頼朝にちなんだものになっています。

神功天皇が子供を身ごもった状態のまま戦にいって勝利したことや源頼朝が妻の出産の際に鶴岡八幡宮で祈願したことから、安産のご利益もあると言われているため出産を控えた家族や知り合いが居る人にも最適の場所です。

源頼朝と政子夫婦や義経に永遠の愛を謳った静御前にちなんで縁結びや良縁のご利益もあるスポットとしても知られています。
鎌倉には成就院という恋愛スポットもありますが、縁結びや良縁を求めている人は鶴岡八幡宮と併せて行ってみると良いでしょう。

鶴岡八幡宮へのアクセス

鶴岡八幡宮は鎌倉駅から徒歩10分で行くことができます。
鎌倉駅の東口を出るとすぐ目の前に若宮大路を北に歩いていけば、鶴岡八幡宮に行くことができるので基本的に迷うことはないでしょう。

基本的に駅からすぐアクセスできる場所にあるので、バスを利用する必要はないでしょう。
鶴岡八幡宮前にはバスが停車する場所があるため、参拝した後で他の鎌倉のスポットへ行く際には利用すると便利なので活用しましょう。

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